[U-Zemi] [Turnbull Zemi] 年度末・年度始挨拶

Stephen J. Turnbull turnbull @ sk.tsukuba.ac.jp
2016年 3月 28日 (月) 04:11:56 JST


皆様

2016年3月の卒業生・終了生におめでとうございます。これは学生時代へ
の終止符でもあり、新しい出発点でもあります。アメリカでは、卒業の祝辞で
よく「Today is the first day of the rest of your life」(今日は貴方の
残る人生の一日目です)と言われていますが、ある人は深い意味を考えていき
ます。しかし、経済を勉強した人には2点に着目すればいいでしょう。

一、人生は確実ではないが、続けたら資本を貯蓄できます。
一、今日は昨日と違う振舞ができます。

つまり、幸せを狙って毎日の収穫から一部を貯めて起きましょう。また、過去
の決定に縛らないように行動しましょう。間違えがあれば一発で取り戻せない
がこれから段々直していくことです。頑張ってください!

このメールをもって卒業生と終了生をこのMLからOBのMLに移します。た
まにターンブル研のニュースを流す一方、皆さんからのニュースをお楽しみに
しております。また、是非遊びに来てください。

今日はゼミを以下のとおり開催いたします。

日時: 2016年3月28日(月)14:00〜
場所: 3E401
主題: 社会工学での統計学の使用について
出席: 各自の都合による

概要 (1)「A penny saved is a penny earned」(「塵も積もれば山にな
る」と味がちょっと違うが意義が同じく)という訳で会計が日常ビジネス活動
の言語となったように、統計学は不確実性を伴うビジネス企画と多様性を伴う
社会科学研究の言語となっています。(2)もちろん統計学的計算は数学の一
部と言ってもいいですが、計算はコンピュータに任せるものであり、人間がす
るしごとではないのです。社工では統計学の計算ではなく、統計学が可能にす
る表現力を身に着けるべきです。(3)大工がハンマーとドライバーを両方もっ
て使用により道具を選ぶように統計学的計算の使用に気を付けるべきです。

来週(4月4日)はまた都合のよい人が来れば幸いで再来週(4月11日)は
講義にぶつかり、スケジュール変更が必要です。できれば早く授業、アルバイ
ト、部活動などの定期的スケジュールを教えてください。

ターンブル

-- 
ターンブル・ステイーヴェン・ジョン 准教授
筑波大学システム情報系社会工学域         〒305-8573つくば市天王台1-1-1
電話:  81+29-853-5175                Email:  turnbull @ sk.tsukuba.ac.jp
WWW:   http://turnbull.sk.tsukuba.ac.jp/




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